名古屋北海道の移動(LCC・格安航空券を比較する)

新千歳空港(北海道への移動)名古屋と都市間の移動

ここでは名古屋と北海道(札幌)間の移動について移動手段を比較していきます。両都市間の移動は、陸路では時間がかかりすぎるので、飛行機の移動がメインになります。飛行機は、中部国際空港と新千歳空間でのみ運行されており、小牧空港からは運行されていません。LCC・MCC・FCCいずれも運行されているので、それぞれを比較してみていきます。

LCC(格安航空(ピーチ))

格安航空券・LCC中部国際空港⇔Peach⇔新千歳空港約5,990円~約1時間45分
*航空券価格は日によって変動あり。

はじめにLCC(格安航空)を見ていきます。セントレアと千歳空港間にはピーチが運行しています。航空券価格の最安値は5,900円からになります。LCCは直近の航空券価格でも比較的安く10,000円以下のものが多いのが特徴です。セール価格になれば、5,000円を下回るものも出てくるので、安く移動したいのであればLCCが一番良いでしょう。

移動時間は約1時間45分、運行本数は1日3便、朝・昼・夜にそれぞれ運行されています。

LCCを利用する際の注意点

格安航空(LCC)はその安い価格が最大のメリットですが、ピーチやジェットスターなどのウェブサイトで直接予約する場合、基本的には予約便の変更・キャンセル・受託手荷物・座席指定ができません。これらは有料になるので、上記の価格に+手数料が必要になります。もしくは、これらサービスを利用したい場合、それらサービスを含めたオプションを選択する方法があります。若干値段が高くなりますが、上記のサービスが利用可能になります。

例えばピーチ便の場合、シンプルピーチ(機内持ち込み手荷物のみ)、バリューピーチ(変更・キャンセル・受託手荷物・座席指定あり)、プライムピーチ(バリューピーチのサービスに加え、受託手荷物2個、スマートシート指定無料)の3つがあります。シンプルピーチの場合、上記の価格のケースだと、6,000円台の価格になりますが、バリューピーチの場合は約8,500円、プライムピーチの場合は約10,500円になります。つまり、プライムピーチを選択すると約2倍以上の価格になるということです。

もっとも、一番高いオプションを選択しても10,500円ですから、通常価格に比べれば圧倒的に安いです。中間のバリューピーチを選択しても8,500円ですから、その値段で各種サービスが受けられると考えると、通常航空券と比較しても圧倒的にコストパフォーマンスは高いでしょう。

MCC,ミドルコストキャリア(スカイマーク・ソラシドエアー)

格安航空券・LCC中部国際空港⇔スカイマーク
AIR・DO⇔新千歳空港
7,310円~約1時間45分
*航空券価格は日によって変動あり。

次に中堅航空会社(MCC)について見ていきます。MCCはスカイマーク・AIR・DOが運行されています。最安値の航空券は7,310円のものが購入できます。比較的直近のものでも、いま得割引を利用することで約14,000円の航空券を購入できます。AIR・DOの場合、21日及び28日前割引を利用することで14,000円台の航空券を利用できます。直近になると3日前割引で20,000円台、安ければ17,000円台の航空券が利用できます。いずれも、数十日以上前から事前に予約することで、安い航空券が利用できます。

移動時間は約1時間45分になります。運行本数は3~4本程度あり、LCC同様、朝・昼・夜にそれぞれ運航されています。

MCCミドルコストキャリアについて

MCCはLCCとFCC(通常の航空会社)の中間にあたる会社で、料金・サービス共にLCCとFCCの中間の質を提供しています。具体的には早割のチケットが購入可能、座席指定が無料、受託手荷物は一定量までは無料(追加料金がかからない)、予約変更・取り消しが可能などです。もっとも取り消しに関しては、利用した割引の種類によっては、利用できないもの、手数料がかかるもの、全額返金されないものなどがあります。MCCでは各種割引があり、上記価格(6,000円~12,000円)は割引を利用した価格になります。通常価格の航空券も提供されており、その場合はFCCとほぼ変わらない(3万~4万円)価格になります。FCCとの違いは、FCCは安い価格の航空券は数か月先でないと入手できないのに対し、MCCは比較的直近(1ヶ月先)でも安い航空券が購入しやすい点があります。

格安航空券(JAL・ANA)

格安航空券・LCC中部国際空港⇔JAL
ANA⇔新千歳空港
17,530円~1時間45分
*航空券価格は日によって変動あり。

最後にFCCキャリア(JALとANA)を見ていきます。こちらは格安航空券を利用する形になります。通常価格は約44,000円ですが、格安航空券を利用することで最安値17,530円から利用できます。移動時間は約1時間45分になります。運行本数は1日5便程度あり、日中・夕方・夜間を中心に運行されています。

通常の航空券においても、ANAには複数の割引制度があり、チケットが割引になるのはバリュー・ビジネス切符・株主優待割引などです。JALにもカード割引や株主優待割引などがあり、それらを利用することで安い航空券を購入することができます。このほか、ANAに関しては事前予約で安いチケットを購入できます。特に2~3か月先の航空券ほど価格は安くなるので、事前に旅行などの予定が立っているのであれば、数か月先でも購入した方が良いでしょう。

ツアーを利用して移動する。

飛行機を利用する場合、1泊以上ホテルで宿泊するのであれば、ツアーパックを申し込む方法もあります。これは1人以上から利用できるツアーを利用します。料金は往復の交通費+宿泊費を含んだ料金で、通常価格よりも安い値段で提供されています。ツアーのメリットは、通常価格より割引されるのと、ホテルと合わせて予約できる点です。また、別のサイトでホテルを予約する必要がなく、一括で予約ができるため、時間の節約になります。

まとめ

以上をまとめると、快適性やオプションなど関係なく、とにかくできる限り安く移動するのであれば、LCCのピーチで移動するのが良いでしょう。ある程度の快適性を維持したい、予約変更、キャンセルのある飛行機を利用したいのであれば、MCCやFCCを利用するのが良いでしょう。それでも、とにかく安い航空券を利用するのであれば、それぞれの会社が提供している~日前割引を利用することで安い航空券を購入できます。MCCのスカイマークでも安ければ、いま得割引で8,000円台の航空券を購入することができます。なお、どの航空会社の航空便も、運行本数はそれほど多くない(3~5便程度)ので、運行時間には注意する必要があるでしょう。

航空会社比較早見表

航空会社航空券価格備考
LCC(ピーチ)5,990円~機内持ち込み・変更キャンセルはオプション。
(追加料金あり)。
MCC(スカイマーク
・AIR DO)
7,310円~いま得バーゲン割引利用。
平均価格は14,000円台。
FCC(JAL・ANA)17,530円~~日前予約、格安航空券を利用。
*航空券価格は日によって変動あり。
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